会社での評価を落とされるのが怖くて、会社で自分の好きなようにふるまえない!と悩んでいませんか?
こんにちは!「残業ゼロ」サラリーマンの滝川です。
他人の目線を気にせず、自由に行動できるようになりたい。そのための第一歩は、自分の価値観を他人に明示すること。そんな話を、以前記事に書きました。
他人はエスパーではないので、自分の考えはキチンと相手に言わないと、伝わらないんですね。だからこそ、ハッキリ自分の考えは他人に伝える必要がある。僕はそう思ってます。
そうして勇気を出して自分の考えを他人に伝えても、あなたの考えに相手が同意してくれないこともあるでしょう。
僕も今の会社で残業を減らそうとチャレンジしている時、上司からストップをかけられたことが何度もありました。
そんな時、あなたならどうしますか?
上司と交渉すること、そして最悪、交渉決裂となってもいいということ。このことに気づくまで、僕はずっと思うように自分を貫けなかったですね。上司に嫌われて、評価を下げられることが怖かったんだと思います。
自分があることをしたい時に、他人が同意してくれなければやらないのか。他人が賛同してくれなくとも、時には批判されてもやるのか。
僕達が自由に生きるためには、この違いは大きなものになります。
他人が同意してくれない時は、話し合いで交渉するしかないんです。お互いがwin-winとなれるように、です。そしてお互い合意ができなければ、「合意しない」という選択肢もあるのではないでしょうか。
今日は僕が会社で「残業ゼロ」を貫くために上司と交渉決裂した経験をふまえ、他人から同意を得られなかった時のアドバイスをお伝えしましょう。
準備はよろしいですか?それでは早速まいりましょう。
他人と交渉するという選択肢を持つこと
自分の生き方を貫こうと思う時は、自分の価値観を他人にきちんと伝えること。それこそが大切であることは、以前の記事に書きました。
その記事はこちらです。
例えば「残業ゼロ」を貫くと決めたら、上司をはじめ、まわりの同僚に自分の価値観をきちんと伝えるのです。そうすると、大抵の人は僕達の考えを理解してくれると思います。
しかしそうして勇気をふりしぼって上司に腹を割って相談しても、上司があなたの考えに同意してくれない時もあるでしょう。
そんな時に、あなたならどうしますか?
僕の場合は、上司にきちんと「交渉」します。あなたはどうですか?上司が理解してくれなかったら、あきらめてしまいますか?
あきらめてしまう人も多いかもしれませんね。
なぜそう思うのかというと、昔、僕自身がそうだったからです。昔の僕は上司と交渉するという選択肢を持っていませんでした。
上司が自分の意見に理解を示してくれ、許可してもらえたら、それをやる。許可してくれなければ、あきらめる。その二択しか持ち合わせていなかったんですね。
それは今思えば、上司は自分より立場が上の人間であり、だからこそ上司が言うことには従うべきと思っていたからだと思います。
上司とあなたは対等なのだから交渉してもいい
しかしこれはよく考えたらおかしいことだと思いませんか?
本来的には上司と僕達は対等だと思うんです。あくまで、組織の仕事における役割が違うだけだと思うんですね。
役割が違うだけなのだから、少なくとも自分がどのように働きたいか。交渉することは何もおかしくない。僕はそう思うわけです。
だから残業せず、プライベートの時間を大切にしたいなら、その旨上司に主張すること自体は自由なはずです。そして残念ながら意見が対立してしまった場合は、お互いがwin-winになるように交渉することもまた、自由なんですよね。
ちなみに交渉する時はコツがあるんですよ。それはたとえ納得できないとしても、上司の主張も一旦は受け入れることなんです。
他人と交渉する時のコツは相手の主張を一旦受け取ること
僕達はどうしても、自分の考えが正しいと思い、相手の考えは間違ってる。そう思ってしまいがちですよね。
しかしそう思うのは相手も同じなのですから、「それは違う」と相手に言ったところで、生産性のない時間が流れるだけです。
大切なことは、お互いの考えを理解することだと思うんですよ。お互いの考え方の違いを理解して、「あなたはそう思うんですね」と一旦相手の主張を受け取る。その上で、「僕はこう思うんです」と主張するのです。
そうすると、相手も「君はそう思うのね」とこちらの考えを理解してくれようとするのです。まずは、自分から受け取るのが大切なんですね。
話し合いでお互いwin-winを目指す
そうしてお互いの考えをぶつけていき、「上司もOK、僕もOK」となる条件を見つけるのです。
例えば「仕事は1.5倍やるから、早く帰ることを認めて欲しい」などと条件を提示し、まさに「交渉」をするのです。そこでお互いがwin-winとなれば最高です。
しかしお互いがどう話をしても、お互いの主張が折り合わない時も残念ながらあるでしょう。
実際、僕のケースもそうでした。
僕の場合、「仕事はきちんとやるので早く帰ることを認めて欲しい」と伝えたものの、「早く帰ること自体が問題である」と言われてしまったわけなんです。
win-winとならないなら合意しない
こういう時は不本意ですが、「No deal」、すなわち、お互い合意しないという結論もあり、なのです。無理してあなたが折れる必要はありません。
「残念ですが、それは合意することができません」とハッキリ伝えるしかありません。そこで相手が折れなければ、交渉決裂、です。
残念ですが、これがサラリーマンでいながら自由に生きるということだと思うんです。交渉決裂となれば、評価は落とされるかもしれませんね。僕も実際、落とされましたからね。
そのことを書いた記事はこちらです。
人生長いスパンで考えたら、会社での評価は重要ではない
しかし自由に生きるということは、評価を失う以上に大きな喜びがあるんです。もちろん、それがわかっていたから交渉決裂を選んだわけですけどね。
これは個人的な意見ですが、人生は長いスパンで生き方を決めた方がいいと思うのです。
会社での評価を失うことは、確かに短期的には損かもしれません。しかし、長いスパンで人生を見たら、自由に生きられるということはとても大きな意味がある。少なくとも僕にはそう思えます。
だって自由に生きるとは、自分らしく生きるということですから。自分らしく生きて、人生うまくいかないわけがないと思いませんか。
評価を失った代わりに、僕は自由に生きても大丈夫という自信を手に入れることができました。だからこそ、今の僕はこのままで人生がうまくいくと確信することができているのです。
これこそがジャパネットたかた創業者の髙田明さんから教わった「今を生きる」ということではないか。僕はそう思っています。
ちなみに髙田さんから直接お話しを聞いた時の記事はこちらです。今に軸足を置いて一生懸命生きることで、明日が変わってくる。読んでいただくと、そのことがわかると思います。
まとめ
ということで、まとめましょう。
自分の考えをきちんと他人に伝えたのに、相手が納得してくれない時。そんな時は、話し合いでお互いがwin-winになるところを探すように努めましょう。
相手が上司でも、関係ありません。相手の考えを否定せず、自分の考えを勇気を出してキチンと伝えていきましょう。
そしてとことん話あった末、お互い譲れないということであれば、交渉決裂もやむをえません。相手が上司であれば、評価を失うことが怖いかもしれませんね。
しかしあなたが自由を望むなら、これは避けられない戦いなのです。遅かれ早かれ、きっと一歩踏み出さなければならない時がやってきます。
もちろん、今がそのタイミングではないかもしれません。そんな時は無理して、自分を貫く必要はありませんよ。そのタイミングがくれば、自然とチャンスは訪れます。その時は是非、勇気を出してみてほしいと思います。
他人の目をずっと気にして生きてきた僕でもできたのですから、あなたもいつかきっとできるはずです。その時がきたら、うまくいくといいですね。応援してますよ。
今日はこの辺にしておきましょう。それでは、また!
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投稿者プロフィール
- 東証一部上場の金融機関で「残業ゼロ」を2016年4月から実践しています。セミナー講師。シゴタノ!主宰のワークショップの非常勤講師も務めています。詳しくはこちら
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