他人の目線を気にせず自由に行動できるようになりたいけど、なかなか一歩を踏み出せず悩んでいませんか?
こんにちは、「残業ゼロ」サラリーマンの滝川です。
必死に「空気」を読んでも、その「空気」はあくまであなたの価値観からの推測に過ぎない。だから空気を読む必要なんてない。
先日はそんな内容の記事を書きました。その記事はこちらです。
他人の本当の気持ちはどうせわからないから、自分の好きなように行動しよう。そうわかっても、なかなかそうはできないものですよね。
その気持ち、よくわかりますよ。僕自身も未だに「できない」と感じることも多いです。
しかし、日々少しずつ、自分を貫こうと意識して行動するだけで、時間とともにどんどん自由になっていくことを実感できるようになるはずです。
今日はこれから自分を貫きはじめようと考えてるあなたに、アドバイスを二つほどしましょう。
一つは自分の考えをまわりにきちんと伝えることを意識し続けること。もう一つは「貫けない自分」も許してあげようということです。
この二つを意識せずに自分を貫こうとすると、そのうちものすごくしんどくなります(経験談)。知っておくと、少しは気持ちが楽になると思います。
準備はいいですか?それでは早速まいりましょう。
自分を貫く練習は、できる範囲からはじめるのがコツ
自分を貫けるようになるためには、できる範囲からでいいので、他人の目線よりも自分の気持ちを優先して行動する。これを続けていくしかないというのが、僕の考えです。
「これをしたくない」と思ったら、できるだけやらない。「これをやりたい」と思ったら、できるだけやる。
やること自体はシンプルです。しかし、やりはじめてみると、いかにこれが難しいか、実感するのではないかと思います。
なぜなら、他人に「NO」を言ったり、他人に迷惑をかけたりと、今まであなたが避けてきたことを実行しなければならなくなるからなんですね。
そして、この「自分を貫くレッスン」をスタートする時ですが、僕自身の経験から、アドバイスが二つあります。
自分の考えをまわりにきちんと伝え理解してもらえると自分を貫くのが楽になる
一つ目は、自分の価値観を他人にきちんと伝えることです。
例えば僕は今の職場で「残業ゼロ」を貫いていますが、「やってよかったなぁ」と感じることは、今の職場のメンバーに「残業はしない」とはじめから明示したことなんですね。
「はじめから」というのは、僕は今の職場には今年2017年の4月から勤務しているんです。「残業ゼロ」自体は、以前の勤務地(職場)から始めました。
それでこちらに転勤してくる時、同僚への挨拶のメールの中に「自分は残業しない主義です」と予告したんですね。
そして実際に勤務しはじめてからも、仕事で関わりのある同僚に自分の考えを伝え続けてきました。
「残業はしません。しかし仕事はきちんとやるし、緊急の時は残業しますので言ってください」と、伝え続けてきました。
これが結果的に、すごくよかったと思います。
同僚も僕のスタンスをわかってくれているように僕は感じていますし、僕自身も堂々と定時に帰ることができています。
以前の職場で自分の考えをまわりにきちんと伝えず、苦しい思いをした
「すごくよかった」と感じるのは、以前の職場では同僚にこうして自分の価値観をオープンにしなかったからこそ、余計に感じるのだと思います。
以前の職場では、僕自身の意味のない美学もあり、同僚に自分の考えを明示しませんでした。
その理由は書くと長くなるので簡単に言うと、「残業ゼロ」をはじめた理由が上司との働き方について対峙し、交渉決裂の末に決めたことだったからです。
僕自身、上司の判断に納得できませんでしたが、その不満を同僚にぶちまけると組織が乱れてしまうと思ったんですね。
だからこそ、限られた一部の人にしか何が起きたのか、話をしませんでした。大半の事情を知らない同僚は、突然毎日定時に帰りはじめた僕を見て、「一体何が起きたんだろう」とびっくりしたと思います。
そういう意味では、どっちにしろ組織を乱していたので(笑)、今思えば自分の考えをどんどんまわりに言えばよかったなと思います。
当時は理解が得られないと思ってたのかもしれません。また、「わかってもらわなくてもいい」と強がっていた面もあったと思います。
しかし今となって思えば、まわりにきちんと自分の考えを言えばよかったなぁと思います。実際、話をした一部の人達は理解をしてくれました。
もしもっとたくさんの人に話をしていたら、全員ではないにしろ、もっとたくさんの人に理解してもらえたのではないか。そうしたらもっと楽に「残業ゼロ」を貫けたのではないか、今ならそう思いますね。
以前も書きましたが、やっぱり自分の価値観を他人にきちんと伝えることは、大切ですよ。
ちなみにそのことを書いた記事はこちらです。
自分を貫けない時があってもいい
もう一つのアドバイスは、自分を貫くことにこだわりすぎないということです。
今までずっと他人の目線を気にして生きてきた人が、自分を貫くことの必要性を理解してしまうと、「貫けない自分」を情けなく思ってしまったりします。
僕自身も、自分を貫くと決めた当初はよく自己嫌悪に陥りました。
「残業ゼロ」を貫いている時点で他人の目線を気にすることはやめたはずなのに、自分が思うように他人に「NO」が言えない。そんな時に、「NO」と言えない自分にイライラしてしまうのです。
しかしそれは仕方ないことなんです。人間、いきなり変わることは難しいと思います。そして他人の目線を気にしてしまうのは、それはそれであなたの優しさなのです。他人への愛のあらわれなんですね。
だからできる範囲から自分を貫けばいいし、貫けない時があってもいい。そう思えるようになると、気持ちが楽になると思います。
僕自身もこのことが腑に落ちるまで時間がかかりました。こういったことが腑に落ちるのも、時間がかかるかもしれません。
しかしこれもまた、必要なプロセスなのかもしれません。
まとめ
ということで、自分軸で生きるためには理屈よりもあくまで実践です。少しずつ、他人の目線より自分の気持ちを優先して行動していってください。
そしてその時大切になるのは自分の考えや価値観をきちんと他人に伝える意識を持つこと。
そして自分を貫けない時も「仕方ないやー」と自分を許してあげること。人間ですからね。
今日はこの辺にしておきましょう。それでは、また!
投稿者プロフィール
- 東証一部上場の金融機関で「残業ゼロ」を2016年4月から実践しています。セミナー講師。シゴタノ!主宰のワークショップの非常勤講師も務めています。詳しくはこちら
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