即断即決に憧れるけど、どうしても失敗を恐れてすばやく決断することができない!と悩んでいませんか?
こんにちは!残業ゼロサラリーマンの滝川です。
即断即決、憧れますよねー。
昔の僕も、はじめのうちはなかなかすばやく判断できませんでした。判断ミスもたくさんしましたしね。当時の部下には迷惑をたくさんかけたなぁと、あらためて思います。
そんな僕でも今では即断即決ができるようになりました。即断即決は才能ではなく、訓練次第で誰にでもできるようになるのです。
最近読んだ小山昇さんの「絶対に会社を潰さない社長の時間術」によれば、即断即決するコツは以下の二つのです。
- 「損をしてもいい」と腹をくくること
- 「間違ってもいい」と肩の力を抜くこと
今日はこの2点について、僕の経験もふまえ説明していきましょう。即断即決は「残業ゼロ」を達成するために必要なスキルなのです。小山さんも同書で以下のように述べています。
判断を早くすることは 、時間を節約する究極の方法です 。いろいろ考えて悩むのは 、時間の無駄であることが多い
ということで、準備はいいですか?それでは早速説明していきましょう。
一つのコツ:「損をしてもいい」と腹をくくる
まずは小山さんの文を引用しましょう。
物事をなかなか決められない社長は 、たいていの場合 、 「ビタ一文損をしたくない 」という気持ちが障害になっています 。
ここでは「社長」と書かれていますが、これは当然社長に限った話ではありません。あなたもそうではないですか?要するに「失敗したくない」という気持ちが、即断即決の障害になるということです。
失敗したくないから、あらゆる可能性を追求したくなる。石橋を叩いて渡る。そうすれば、必然的に判断に時間がかかる。当たり前です。
小さなリスクを捨てるから判断が早くなる
即断即決する人は、あらゆる可能性を検討するスピードが早いわけではないのです。大きな方向性さえ間違ってなければ、GOサインを出す。そのような姿勢で、小さなリスクを捨てて判断しているから、判断が早いのです。
そして慣れないうちは、実際に判断ミスすることだってあるでしょう。僕自身も自慢ではないですが、今までたくさんの判断ミスをしてきました。
しかし残酷なようですが、あなたが即断即決できるようになりたいなら、こうして自分が失敗することを受け入れなければいけません。
なぜなら即断即決することを習慣化するためには、失敗の体験量を増やすのが一番だからです。
二つめのコツ:「間違ってもいい」と肩の力を抜く
小山さんも体験量を増やすことについて以下のように述べています。
結局 、判断を早くするためには 、体験の量を増やすのが一番です 。それも失敗の体験を重ねたほうがいい 。その点 、私は六五歳ですが 、失敗の体験量なら世界一です。
小山さん、失敗の体験量は「世界一」だそうです。ここまで言えるのは、すごいですよね。
僕自身も若い頃にたくさん失敗をしてきました。即断即決の練習のために、「自分で決める」ことを意識してきたからです。
多くの同僚が失敗しないように上司に「どうしたらいいでしょう?」と相談している中、僕自身は若い頃から自分一人で多くのことを決断してきました。
その結果、自慢ではないですがたくさん失敗しましたよ(笑)。しかし判断ミスをしても、すぐに軌道修正すれば失敗のダメージは小さくすみます。幸い今まで大きなミスをすることはありませんでした。
また、たくさん失敗したので、「ここまでなら自分で決めて大丈夫」という感覚を磨くことができました。今では即断即決して失敗することはほとんどなくなりました。
サラリーマンは失敗したって大丈夫
それに、失敗したっていいのです。特にあなたがサラリーマンであれば、あなたの失敗で会社が傾くことはありません。
失敗して評価を失うのが怖いかもしれませんね。しかしそれこそ、あなたは選ばなければならないのです。あなたが将来、どうなりたいかです。
あなたが普段バカにしている「何も決めない上司」になるか。それとも即断即決ができる優秀なビジネスマンになるか、です。
評価は実力がついてくれば、いずれあなたが望むようについてくるのです。即断即決できるようになりたいのなら、まず上司に相談せずに自分で意思決定するように努めてみてください。
まとめ
ということで、簡単にまとめます。
即断即決できるようになるための二つのコツ。一つめは、「損をしてもいい」と腹をくくることです。
あらゆる可能性を検討する必要はありません。大きな方向性さえ問題なければ、「えいや」と決めてしまう習慣を作りましょう。
二つめは「間違ってもいい」と肩の力を抜くことです。
即断即決できるようになるためには、失敗の体験量を増やすことが大切です。サラリーマンであれば、失敗しても大したものを失いません。
上司に相談せずに自分で意思決定する訓練をしてみてください。若いうちからたくさん失敗をすることで、「ここまでは大丈夫」という感覚を磨くことができるようになります。これが即断即決する自信にもつながるのです。
即断即決するコツについてもっと知りたい方のために、小山さんの本と、もう一つ、オススメの本を紹介しておきますね。
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今日はこの辺にしておきましょう。それでは、また!
投稿者プロフィール
- 東証一部上場の金融機関で「残業ゼロ」を2016年4月から実践しています。セミナー講師。シゴタノ!主宰のワークショップの非常勤講師も務めています。詳しくはこちら
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