部下がいちいち細かいことを相談しにきて、正直、わずらわしい。「部下からの相談を減らしてもっと自分の時間を確保したい」と悩んでいませんか?
こんにちは、残業ゼロサラリーマンの滝川です。
あなたの気持ち、よくわかりますよ。僕はマネンジメント経験が10年くらいになりますが、はじめの数年はあなたと同じ悩みをかかえたものです。今だからこそ言えるのですが、「それくらい自分で考えてくれ‥」と毎日思っていました。
「なんでそんなこと自分で判断できないんだ」とつい、思ってしまいますよね。うん、そう思っちゃ「ダメよ〜ダメダメ!」とわかってるんだけど、ついね。そうそう。
そしてこういう時はコミュニケーションもたいていうまくいかないので、相談を受ける時間もかなりの時間になります。
僕も昔は1日3時間くらいは部下とああだこうだ議論していました。当時は本当に疲れました‥。まあ、今思えば自業自得なのですが‥。
そんな悩みを抱えるあなたは、自分の価値観をきちんと部下に伝えることを意識するとうまくいくようになります。
たとえば今の僕は部下に対して、「こういう時は丁寧に対応すること」「それ以外は正直、結論さえ問題なければどうでもいい」と明確に伝えています。
そしてはじめのうちは部下から相談を受けた時に「これはいちいち相談してもらう必要がないな」と思った時はストレートに「この内容なら、今後は相談しなくていい」とハッキリと伝えます。
これを繰り返していくことで、部下も次第に「これは相談しにいかなくていいな」とわかってくれるようになるのです。
そしてもっというと、できるだけ部下に細かいことを言わないことです。
「この人は細かいことを言わない人だ」と思ってもらえるようになると、部下はどんどん自分で判断して仕事を進めてくれるようになります。
まぁ、口を出したくなる時もありますが、そこはグッとガマンします。あなたもいちいち上司から仕事のやり方を口出しされたら嫌ですよね。であれば、同じことを部下にしないことです。
そうするとあなたの時間はどんどん増えていくということになります。もう、信じられないくらいに。
そして最後に大切なことは、結果的に部下が失敗してしまった時はダメだしをしないことです。失敗することで制裁が待っていると思えば、部下も自分で判断しようと思わなくなります。
つまるところ、部下に安心感を与えてあげるのが大切といえるかもしれません。
安心感を与えるには、あなたの価値観や判断基準をきちんと伝え続けることです。「こういう時はこうしてほしい」とハッキリ伝えること。
ここが曖昧だと、部下は安心できずにいちいち相談せざるをえなくなるのです。
あなたも今日から是非部下に自分の価値感を伝えるようにしてみてください。
今日はこの辺にしておきましょう。それでは、また!
(所要時間40分)
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投稿者プロフィール
- 東証一部上場の金融機関で「残業ゼロ」を2016年4月から実践しています。セミナー講師。シゴタノ!主宰のワークショップの非常勤講師も務めています。詳しくはこちら
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