仕事を効率化するスキルについて継続的に学んでいるのに、長時間労働は一向に改善する気配がないと悩んでいませんか?
こんにちは、「残業ゼロ」サラリーマンの滝川です。
その気持ち、よくわかりますよ。僕も長時間労働で悩んでいた時、一刻も早くこの状態から抜け出すべくタスク管理を独学で学びはじめましたが、一向に状態は改善しませんでした。
たしかにタスク管理の技術は上がっていきました。そして、タスクを自分で管理しているという安心感は手に入りました。
しかし、仕事はどんどん増えていくし、長時間労働が改善する見通しが見えなくなっていました。
しかし今自分が「残業ゼロ」を実践している身からふりかえってわかったことは、タスク管理のスキルと仕事を予定通り終わらせるスキルは完全に別のものだということです。
どういうことかというと、タスク管理は端的にいえば、仕事での安心感を得るスキルと言えるわけです。
もちろん、仕事を効率よく進めるためのスキルが高まるので残業を減らすこともできるのですが、そもそも人間が処理できない量の仕事を自分が担っている場合は、どうしようもできないのです。魔法ではないですからね。
そんな時にサバイブするために必要なスキルは、完全に別物なんです。そのスキルこそが、仕事を予定通り終わらせるためのスキルと言えるでしょう。
では仕事を予定通り終わらせるためのスキルとはなんなのでしょう。それは端的にいえば、自分のペースを貫く技術と言えます。
それはたとえば仕事を断ったり、苦手な仕事は人にお願いしたりすることです。集中して仕事をしている時に声をかけられた時に「あとにしてください」と主張したりすることでもあります。
自分の気持ちをきちんと主張する技術ともいえるかもしれません。
そして長時間労働が慢性化している人というのは、残念ながらマジメであるがゆえ、大抵こうしたきちんとした自己主張ができない人達なのです。これは僕自身が昔そうだったからこそ、よくわかります。
だからこそ、長時間労働の問題は単に仕事の効率化だけが問題になるのではないのです。
もしあなたが長時間労働が慢性化しているなら、仕事を効率化することに逃げてはいけません。そうではなく、自己主張する勇気を持つことです。「NO」と他人にきちんと主張すること。
そしてこのスキルを身につけるには、とにかく実践するしかありません。スキルは実践しなければ身につかないからです。本をいくら読んでも、実践しなければ意味がありません。
飲み会を断ったり、小さな一歩からでかまいませんので是非今日からトライしてみてください。
「一歩がなかなか踏み出せない‥」というあなたには、僕の体験談も役に立つと思いますので是非読んでみてくださいね。
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今日はこの辺にしておきましょう。それでは、また!
(所要時間25分)
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投稿者プロフィール
- 東証一部上場の金融機関で「残業ゼロ」を2016年4月から実践しています。セミナー講師。シゴタノ!主宰のワークショップの非常勤講師も務めています。詳しくはこちら
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